「レンタルサーバーの導入」と「ドメインの登録」が終わり、ようやくWordpressを使用できるようになります。
ただこの2つの設定はWordpressを使える環境を構築できたというだけなので、ここからが、あなたのサイトの実際の構築が始まります。
続いて、Wordpressによる「ブログの執筆」と、行きたいところですが、まずはWordpressの初期設定がありますので、そちらを済ませてしまいましょう。
そこで本章では、「WordPressブログの執筆を行う前に必要な事前初期設定」について解説していきます。
WordPressブログの初期設定をする3つの理由
WordPressブログの執筆を行う前に必要な初期設定があります。

どうして初期設定が必要なんですか?
初期設定をする理由には、主に下記3つの理由があります。
ポイント
<初期設定が必要な3つの理由について>
- 記事を執筆しやすくする
- 人に見てもらえる環境を作る
- 自分のサイトを解析しやすくする
1つは、自分記事の執筆を効率よく進めるために行います。
2つ目が、ユーザーに見てもらえる環境を増やすための設定です。収益化を望む場合には、自分のサイトを見てもらえる環境を作らなくてなりません。そのために、SEO対策などの準備・対策の一つとして設定を行います。
そしてもう一つが自分のサイトのアクセス状況を解析し、分析するためのツールを導入して、改善の糸口を見つけるための設定を行う。
この3つの対策のために初期設定を行っていきます。

設定が多くて大変ですね。
確かに、そう感じるかもしれませんね。

でもこれらの設定を行わないと、アクセスが集まらないサイトにもなりかねないので、必ず設定するようにしておきましょう。
WordPressブログの初期設定
WordPressの初期設定には、大きく分けて7つの設定があります。
Wordpress設定事項
- パーマリンクの設定
- デザインテーマの導入
- プラグインの設定
- サーチコンソールの設定
- XMLサイトマップの作成
- アナリティクスの設定
- プロフィールの設定
これら7つの項目を全て設定してから記事執筆を始めましょう。
WordPressにログインする
それでは早速、Wordpressにログインしてみましょう。
<WordPressのログイン方法>
URL:https://「ドメイン名」/wp-admin/
レンタルサーバーの契約時に登録したURLに「/(スラッシュ)」を付けて、「wp-admin」と入力すると、自分のWordpressサイトのログイン画面に転移します。
入力方法は、下記を参考に。
例:https://test.com/wp-admin
これを、WEBページのURLに入力しましょう。
レンタルサーバーの登録時に設定したIDとパスワードを上記画面に入力します。
しましょう。
もし忘れた場合には、レンタルサーバーの設定画面にログインして確認しましょう。
上記画面が、管理画面(ダッシュボード)で、こちらの画面から「初期設定」「サイトのデザイン設定」や「記事作成」などを行っていきます。
それでは、ログイン後、まず簡単な初期設定をおこなっていきましょう!
WordPressの6つの初期設定
それでは、ログインできたら、Wordpressの初期設定を開始しましょう。
1.パーマリンクの設定
まずは「パーマリンク」からです。
<パーマリンクとは・・・>
投稿記事1つ1つのURLのこと
新規で一つ記事を書くと、
その記事は、「https://test.com/●●●●」となります。
パーマリンクの設定は、この赤い部分の●の部分を設定していきます。
まず、「管理画面」にアクセスして「設定」→「パーマリンク設定」をクリックしてください。
次に、「共通設定」→「カスタム構造」を選択して、「 /%postname%/」 を選択してください。
「変更を保存」を選択しましょう。
この登録で、ブログの記事「新規追加」時にブログ記事のURLを自由な名称を付けられるようになります。
新規で記事を始めると、デフォルトでは、タイトル名が入力され、日本語になってしまいますが、なるべく英語で記載するようにしましょう。
2.Wordpressテーマの導入
WordPressテーマの導入の目的は、ブのログやサイトの「デザイン性を整えるため」や「記事執筆の効率性の向上」などのために、「デザインテーマ」を導入・選定していきます。
デザインテーマにも、「無料のもの~有料のもの」まで色々あります。
特に、ブログ運営で収益化をお考えの方は、有料のテーマを利用するのがおすすめ。
初心者の方でも手軽にプロ並みのデザイン性を構築することができたり、SEO効果が高く、記事執筆にも集中できるので、より収益化に向けた恩恵を受けやすいなります。
なので、イニシャルコストをかけられる方は、有料テーマを導入するようにしましょう。
下記にておすすめ有料テーマ・無料テーマについてご紹介していますので、確認しておきましょう。
-
【2024年】ブログ向け人気ワードプレステーマ11選(有料+無料)
続きを見る
当サイトでは、AFFINGER6を使用しており、無料のテーマよりもSEO効果も大幅に受けらますので、もしWordpress選定でお悩みの方は同じものであれば間違えありません。
3.サーチコンソールの設定
続いて、サーチコンソールの設定について確認していきましょう。
サーチコンソール(Google Search Console)とは・・・
Googleサーチコンソールは、WEBサイトのアクセス解析ができるツールで、「キーワードの表示回数」・「順位の推移」「PV数」「クリック数」などのサイトの状況を確認でき、サイトの問題点を確認・解析することができます。
新規の記事を追加した場合、サーチコンソールから直接的にGoogle社に記事を作ったことを登録でき、検索エンジンでのサイトの表示を呼びかけることが可能ですので、必ず登録してサイトの解析・改善に役立てましょう。
サーチコンソールでは、下記のようなことができます。
- サイトマップを送信できる
- インデックスをリクエストできる
- どんなクエリでSEO流入があるか確認できる
- クリック数・表示回数・CTR・掲載順位がわかる
- Google砲を受けているか確認できる
ブログを更新した時やリライトした時など、再度インデックス登録することで検索エンジンに表示されるかどうかの検討の手段にもなりますので、サーチコンソールの設定については、下記で詳しく解説していますので、必ず確認して登録しておきましょう。
4.XMLサイトマップの設定方法
続いて、XMLサイトマップを作成しましょう。
XMLサイトマップとは・・・
ユーザービリティの向上を目的としてGoogleボットにあなたのサイトそのものの構成を知らせるためのもの。
XMLサイトマップを設定し、常に自動送信できる状態を作ることことで、Googleボットにサイトに巡回しやすくなり、SEO効果も高くなります。
5.導入すべきプラグイン7つ
続いて、導入すべきプラグインをご紹介していきましょう。
プラグインとは・・・
「ワードプレスの補足機能」のことで、Wordpressテーマによっては元々持っている機能が異なります。これらの機能を補ったり、より便利に利用する際に、後から機能を追加して機能を補っていくのに使用します。
例えば、「お問い合わせ」ができるコンタクトフォームや画像を圧縮するものやスパムコメントを除去してくれるもの、表や目次、ボタンを生成してくれるプラグインなど様々なものを下記手順で導入することができます。
「ダッシュボード」➡「プラグイン」➡「新規追加」
WordPressテーマを導入しておくべきプラグインを下記にてご紹介しておりますので、ぜひ合わせてインストールしておきましょう。
<おすすめプラグイン10選>
プラグイン | 詳細機能 |
Contact Form 7 | お問い合わせフォーム |
XML Sitemaps | サイトマップ作成 |
Table of Contents Plus | 目次作成 |
Akismet Anti Spam | スパム防止 |
EWWW Image Optimizer | 画像圧縮 |
WP Multibyte Patch | 日本語の不具合修正 |
TablePress | 表・テーブル作成 |
BackWPup | バックアップ確保 |
詳しくは、下記の記事にてご紹介しているのでご覧ください。
6.Googleアナリティクスの設定
Googleアナリティクスとは・・・
ブログのアクセス数や、ユーザーの動向・市場からのアクセス数、月のユーザー数などをチェックするためのアクセス解析ツールです。
サーチコンソールにも似てるように感じますが、Googleアナリティクスの方がリアルタイムの情報が見られ、常に秒単位でのアクセス状況を解析できる特徴を持っています。
下記のような情報をリアルタイムに共有でき、サイトのアクセス状況を可視化することができ、サイトの改善につなげることができます。
- ユーザー数
- ページビュー数
- 離脱率
- 直帰率
記事をアップした時やSNSで記事を共有した時などにはそのアクセス状況やレスポンスを確認することができます。
7.プロフィール設定
そして、最後にあなたのプロフィールを設定しておきましょう。
あなたの情報はユーザーにも信頼性を生みます。少しでも自分のことを知ってもらえるように、あなたの情報を公開して繋がれる環境を作りましょう。
まとめ
ブログを始める際には、記事執筆も重要ですが、「まず執筆をする上で重要なことは、多くの記事を人に届ける環境を作ること」です。
当記事では、上記設定をすることによって、人に届ける環境を構築することができますので、ブログを始める前にまず上記設定を行った後で記事執筆にとりかかるようにしましょう。
最悪、6と7に関しては後からでも問題ありません。1~5までの初期設定は、必ず行ってから、記事執筆に取り掛かりましょう。