始めてプログラミングをやってみたい。でも、何から学べばいいのかわからない。
そんなふうに感じている方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、プログラミングを学ぶに当たって、何をしたらいいのか?どんなことから進めていったらいいのか?そのおすすめの勉強法にについてご紹介していきましょう。
プログラミングにもいろんな種類がある!徐々に目的を定めよう
まずプログラミング初心者に良くありがちな。「ただ需要がありそうだからプログラミングをやってみたい。」
最初のうちは無理もないですし。私も最初の頃はそうでした。
このような漠然とした意見をもって、プログラミングをやってみたい。と思われる方も多いです。むしろこうした方の方が多いのかもしれませんね。
但し、一番良くないのは、ずっとやりたいことが定まらないことです。何がしたいのか全く目的がない方。実際にエンジニアになった時に要注意です。
ただやみくもにシステムがしたい。作ってみたい。それだけでは、絶対に挫折を味わったり、面白みを感じない言語であったりすることがあるからです。
プログラミングにも様々な種類がありますので。
「何をしたいから。何を作りたいから。このプログラミングをしてみたい。」そういう考え方を徐々に作っていきましょう。
あなたは何が作りたいですか?
それでは、質問です。あなたは、何が作りたいですか?
実は、これが非常に大切です。
プログラミングにおいて大切なことが、何がしたいから。このプログラミングをしてみたい。という風に考えるようにしていきましょう。
例えば、その事例には下記のような例があります。
ポイント
- ホームページが作りたい
- AIを作ってみたい
- Androidアプリを作ってみたい
- 業務アプリを使えるようにしたい。
ホームページを作りたいのであれば、HTMLやPHP,Java,C#等の言語が有効です。また今流行りのAIを作ってみたいのであれば、PythonやJavaがあります。
Androidアプリを作ってみたいのであれば、PythonやJava, C#等を活用して開発することが可能です。
日常的な事務業務・デスクワークで利用するMicrosoft Excel,ACCESS等を活用した業務系システムを開発する場合には、VBA,VBScript,VB等の言語を活用して開発することができます。
まずなんの言語を活用すると何の開発ができるのか、ここをしっかり初めに知っておく必要があります。
プログラミングをする上で最初に学ぶべきこととは?
それでは、プログラミングを学ぶ中で、どんなことを最初に学ぶとよいのでしょうか?
まずは目的意識を整理して、その目的を作れるようにすることから始めましょう。そして2つの場合に分けて、実際にプログラム言語を絞り込んでいきましょう。
目的意識がはっきりしてない場合
もしあなた自身の目的がなく、プログラミングを学ぶのであれば、どんな業務においても汎用性が効く、業務系のアプリを活用しながら、プログラミングを習熟、習得していくことをおすすめします。
これは、どういうことかというと、シンプルにプログラミングを学びたいということである場合、データベースや環境設定等を抜きにして、話をしています。
業務系アプリは、いわゆるエクセルVBAやACCESS等のマイクロソフトが提供するようなOfficeを活用してもプログラミングを作ることができます。
またこうしたものであれば、データベース等の考え方をあまり深く考えずに取り組むことができ、しかもOfficeの金額だけでよいので、とても容易に始めることができます。
目的意識がはっきりしている場合
もしただプログラミングをしたいという目的だけではなく、自分が何を作りたいから、このプログラミングをやっていきたい等という所まで調べていることができれば、一番理想的です。
Androidアプリを作りたいのか、ホームページを作りたいのか。自分がやりたいことに合わせて、プログラム言語を決めていくことが非常に大切になります。
プログラム言語の需要について
それでは、実際にプログラム言語は、なんの言語の利用者・利用率が高いのか、その需要についてもみていきましょう。
下記をご覧下さい。
組み込み系の言語が不動の去年に引き続き、その需要の高さを物語っています。
上記グラフを見てみてもわかるように、現代社会の中では、
C/C++やJavaScript、C#等の言語が圧倒的な利用率及び需要があることがわかります。
- C/C++:320
- JavaScript:308
- C#:227
となっています。
最も利用されてきているのが、従来から使用されてきたC言語であり、そのグレードアップしたものが、C++となります。
主に組み込み系の開発に幅広く利用されており、自動車、飛行機等の機械系等、今の世の中が動く様々な機械関係に圧倒的に利用されている言語です。
これに対して、JavaScriptやC#等は、主にネット上でできる業務システムやwebシステム関係のアプリケーション開発に圧倒的な利用率を誇っており、携帯アプリや業務システム、webアプリケーションの開発等にも幅広く利用できる言語でもあります。
JavaScriptとC#は、同じ様な用途で用いられるにも関わらず、これだけ需要に差があるのには、下記の理由があります。
ポイント
<JavaScriptとC#の需要に大きな差がある理由とは>
- JavaScriptの方が利用されてきたのが早い点
- C#は、徐々に人気が高くなってきているため
但し、C#は、ロボット等の開発はできないため、まだまだJavaScriptの需要が高くなることが想定されます。
プログラム開発をする上で学ぶべき6つのこと
それでは、プログラム開発していく中で大切なことは、決して、プログラムを学ぶだけの知識だけでは、開発はできません。
それ以外にも学ぶべきことは、たくさんあることを始めに知っておく必要性があります。
ポイント
<プログラミング開発に必要な知っておくべき6つの知識とは>
- PC操作
- 開発環境の設定(インストール方法や初期設定)
- システム開発専門用語
- 開発画面の使い方・操作方法
- プログラミングの言語・文法
- アルゴリズム
プログラム学習の手順について
プログラムの学習する中で、どんな手順でやればいいのか?と感じる方も多いかもしれませんが、そのやり方は難しく考えない方がいいです。
もしPC操作がわからない場合には、まずそこからしっかり勉強することが大切。
これは、プログラムを作る上で、基礎中の基礎的な部分と考えて下さい。その知識がなければ、すぐに勉強して準備しましょう。
PC操作 ⇒ 開発環境設定 ⇒ 開発画面の使い方・操作方法 ⇒ 実践 ⇒ 実践の中で利用方法を学習する
プログラミング言語が動作するための開発環境設定を行っていきましょう。
開発環境の設定方法は、最初のうちは覚える必要性はありません。マニュアルや操作説明書を自分で見ながら、もしくは作りながら、自然とやり方を覚えるようになれば、なおいいです。
開発環境は、システムのアップグレードによっても、やり方何年かごとに変わりますので、ある程度インストール方法や設定の導線だけを覚えていれば、問題ないかと思います。
そして、開発環境の設定ができたら、実践あるのみです。すぐにプログラム作り始めましょう。何もわからず作り出して、OKです。
しかし、ここで大切なことがあります。実践から学ぶことが大切ですが、スタートする時点で、すでに勉強は始まっています。
目的としている教材等は購入して、一通り読んでからスタートしていますか?
プログラムを始めたいのであれば、まずそのくらいの意気込みで始めましょう。
仕事の中では、それが当たり前です。
プログラムは1文字間違えれば、動作しないものです。
だからこそ、しっかり言語をある程度覚えてから始めるくらいの気持ちが必要です。
知識をつけてから始めても、プログラム開発中には、様々なエラーが発生しますので、ちょくちょくその手の動きは止まります。
原因を解析して、作って、またエラーが起こっての繰り返しです。
こうした問題をなるべく早く習得して、いくために、プロからの教育・講習が非常に大切で、これらを学んで、初めて本格的なプログラマーになれるのです。
初心者向けおすすめ勉強法とは
それでは、こうしたプログラミング言語を学ぶ中で、おすすめの勉強テクニックをご紹介していきましょう。
ポイント
【おすすめの勉強テクニック3選】
- おすすめの参考書を見ながら、プログラム開発を行う
- webで調べる
- プログラミング教室に通う
特に、おすすめなのが、プログラミングを覚える中でより良い方法は、プログラミング教室に通う前にまずある程度の知識を先に見つけていくことです。
そして、自分やりたいことをプログラミング教室の授業時間とは別に、自分のわからないことや、やりたいことを+αのヒヤリングしながら、活用していくことが最も効率の良い勉強方法と言えるでしょう。
そんな中でわからないことも多々でてくるでょう。そんな時に役立つのが、インターネットで調べることです。
今では、インターネット(検索エンジン)で調べることで、ある程度まとまった回答がでてきます。これを活用して、わからないことを一つ一つわかるようにしていくことが大切です。
もしプログラマーになりたいお考えであれば、勉強法のもう一つの手段として、ただ勉強するのではなく、転職等も人生をかえるのも方法の一つです。
下記「ProEngineer」の転職支援サイトであれば、ITの技術の習熟しながら、プログラマーやIT技術に特化した転職支援も合わせてサポートしてくれる転職サイトです。
IT資格の取得も可能ですので、ぜひこうした勉強に合わせて、取得してしまうことが、転職にも有利な状況を作ってくれます。
転職も視野に入れているのであれば、ぜひこうしたプログラマー転職専門サイトを利用していきましょう。
まとめ
このように、プログラミングを勉強する中で大切なことは自分である程度調べて勉強できることは、なるべくどんどん先取りして勉強していくことが大切です。
プログラミング言語の文法やメソッド等は、自分でも勉強すればできることです。
こうしたことはなるべく早めに頭に叩き込んで、実践でプログラミングをする時にすぐ記述できるようにしておきましょう。
プログラミングは、非常に覚えることが多いものです。
これを習得するには、それなりの工数や時間を要するので、自分で学べることは早めに自分のものにしておくことが大切です。