ブログを始める初心者の方に多い悩みの一つ。「レンタルサーバーの選び方」。
どのレンタルサーバーを選べばいいの?
こんな悩みを持たれている方向けに、初心者向けのレンタルサーバーの選び方について詳しく解説していきます。
その他にもドメインの取得の仕方やWordPressの始め方などについても解説しておりますので、合わせて確認しておきましょう。
初心者Wordpressブログ運用者向けおすすめレンタルサーバー3選
そこで、まずおすすめのレンタルサーバーを3つご紹介していきます。ブログを始める際には、最もおすすめのサーバーは下記3つがおすすめです。
【おすすめレンタルサーバー3選】
1位:エックスサーバー:実績と信頼性を重視するなら(利用者実績と信頼性重視タイプ)
2位:ロリポップ!:質維持低価格で最高のパフォーマンスを重視するなら(安さと安定性重視タイプ)
3位:ConoHa WING(コノハウィング):表示速度を重視するなら(表示速度重視タイプ)
詳細については、下記で解説していきます。まずレンタルサーバーを上記で確認しておきましょう。
正直どれもおすすめです。どれでもOKです。私はなるべくコストを抑えるタイプなので、ロリポップを使用しています。
レンタルサーバーで確認すべき5つのポイント
レンタルサーバーを選ぶ際には、まず下記5つの点を比較してみていきましょう。
<レンタルサーバーで確認すべき5つのポイント>
- 月額費用
- サイトの表示速度
- サーバー容量
- セキュリティの高さ
- サポート体制
- プラン変更が可能か(サーバー容量を上げたい時など)
1.月額費用
レンタルサーバーは基本的に月払い・年払い契約の企業がほとんどです。
WordPressブログを運営するに当たって、レンタルサーバー代で支払う金額の目安は、月額500円~2000円前後すです。
それ以外では、安すぎるものでは、HDDの容量が小さかったり、処理速度が低い等の懸念点があることもありますので、最低このぐらいの金額がかかることは肝に銘じておきましょう。
逆に、それよりも高い場合には、PV数などのアクセスが高いサイトの負荷に耐えられる、また企業などが利用する大きなサイト運営をする際に利用していきます。
個人で始めるブログ・サイトの場合には、最も高いプランを選ぶ必要はありません。中級プランのレンタルサーバーで十分です。
2.表示速度
どんなに月額費用が安くても、サイトの表示速度が遅くては、検索エンジン最適化(SEO)の評価が向上することはありません。
これでは、人に見てもらえるサイトには育つのに時間がかかります。そこで、SEO対策の施策の一つとして大切なのが表示速度の向上です。
表示速度は、サーバーの容量や転送速度が大きく影響しますので、安いレンタルサーバーを利用して、コストを下げ過ぎてしまうと、競合と闘えないサイトになってしまうことを覚えておきましょう。
<日当たりの転送量>
最低目安100GBぐらいあれば十分(それ以上であればOK)
このぐらいを目安として、表示速度を考えていくといいです。
3.サーバー容量
そしてもう一つ大切なのが、サーバー容量です。
ブログのサイトでは、合計4サイトで約400記事程のボリュームをサーバー上に格納していますが、それで使用される容量は2G程の容量が使用されます。(※写真・画像などの容量も含む。)
これを目安にどのぐらいあればよいのか考えて見て下さい。
多ければ多いほどいいかもしれませんが、100G程の容量があれば十分です。どれぐらいサイト運営していくのかを考えた上で、プランを決めていくとよいでしょう。
4.セキュリティの高さ
そのサイトの脆弱性を狙った攻撃を受けやすいサイトでは、サイトは改ざんされて、閲覧できなくなってしまいます。
そんなサイトでは、どんなに表示速度や処理速度が高くても、なんの意味もありません。
セキュリティが高いサイトであることも非常に大切であることを覚えておきましょう。そこで、レンタルサーバーを選定する上で大切なことが5つがあります。
<セキュリティを担保する5つの機能>
- SSL化によるデータの暗号化ができるのか
- 自動バックアップが付いているか
- WAF設定があるか
- Web改ざん検知があるか
- IDS/IPSが装備されているか
この辺りの機能が整備されているのかも確認しておくとよいでしょう。
5.サポート体制
わからなくなった場合のサポートがしっかりしてもらえるレンタルサーバーであれば、ブログ運営もスムーズに行えます。
今大手のレンタルサーバーでは、サポートを受けられない企業は少ないので、それほど重要視しなくても平気ですが、サポートのないレンタルサーバーはあまりおすすめしません。
しっかりケアをしてもられるレンタルサーバーを選びましょう。
6.プラン変更のしやすさ
サイト運営を継続していると必ずこんな悩みが出てきます。
- レンタルサーバーを変更したい。
- プランを変えたい。
特に、月間50万PV以上まで膨れ上がったサイトに出てくる問題の一つとして、「そのレンタルサーバーで、アクセスに耐えられるのかどうか?」という問題があります。
もしアクセスに耐えられない場合には、プランの変更ができ、性能を引き上げられる機能があれば、柔軟にプランを変更することで、アクセスに耐えられる状況を保持できます。
このように、プラン変更が容易にできるレンタルサーバーを選ぶことをおすすめします。こうした観点からレンタルサーバーを選定していきましょう。
レンタルサーバー3つおすすめプランの特徴
そこで、このレンタルサーバー3社の中でもおすすめのプランである最新情報を元に解説していきます。
WordPressブログに最適なおすすめレンタルサーバー3社のおすすめプランは下記になります。
WordPressブログに最適なおすすめレンタルサーバー3社の主な特徴
エックスサーバー | ロリポップ! | ConoHa WING | |
おすすめプラン | X10 | ハイスピード | ベーシック |
月額費用(3年契約) | 990円 | 550円 | 792円 |
初期費用の目安 | 3300円 | 0円 | 0円 |
ディスク容量 | 300GB | 320GB | 300GB |
転送量の目安 | 150GB/日 | 900GB/日 | 約900GB/日 |
マルチドメイン | 無制限 | 100個 | 無制限 |
MySQL | 無制限 | 無制限 | 無制限 |
独自SSL | 無料 | 無料 | 無料 |
自動バックアップ | 対応 | 無料 (復元は有料) | 対応 |
特徴・特典について
特徴 | 特典 | |
エックスサーバー |
|
|
ロリポップ! |
|
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ConoHa WING |
|
|
【用語解説】
※MySQL :データを保管する格納先
※SSL化:「http→https」に自動変更(通信を暗号化させることでセキュリティ強化)
※マルチドメイン:サーバーにドメインを何個登録できるか
これらの3つのレンタルサーバーについて以下で詳しく解説します。
WordPressブログに最適な初心者向けおすすめレンタルサーバー3選
それでは、Wordpressブログに最適な初心者向けおすすめレンタルサーバー3つ厳選してご紹介していきましょう。
1位:アクセスに耐えられる安定性を重視するなら「XSERVER」
エックスサーバーは、今国内でも最も人気が高いレンタルサーバーの一つ。多くのブロガーは、アクセスに耐えられる、17年以上の実績のあるサーバとして、利用実績も190万人と非常に多くの方が利用されています。
その魅力は、サーバー自体の安定性と信頼の高さにあります。今までも、特に大きなトラブルがないため、その信頼性と安定性を重視するなら、XSERVERがおすすめです。
XSERVERには大きく分けて3つのプランがあります。
XSERVERの利用料金について
XSERVERの利用料金は下記になります。
<XSERVERの利用料金について>
契約プラン | X10 | X20 | X30 |
初期費用 | 3300円 | 3300円 | 3300円 |
月額費用(3年契約) | 990円 | 1980円 | 3960円 |
エックスサーバーの基本初期費用の価格は3300円です。割引価格が適用されると、1650円や無料になることがありますので、公式サイトで確認しましょう。
また月額にかかる費用に関しても、契約年数を長くすればするほど、月額にかかる費用が安くなりますので、なるべく長いスパンで契約する方がいいです。
ブログを始めてもすぐに結果が出るものではありません。アクセスを集めるのにも、それなりの時間がかかりますので、しっかり腰を据えて取り組むことが大切です。
おすすめ機能
項目 | 機能詳細 |
特徴・機能 |
|
特典 |
|
XSERVERの利用メリット・デメリットまとめ
メリット | デメリット |
|
|
XSERVERは、インフルエンサーや多くのブロガーが利用している最も利用されているサーバーです。月額費用も他社と比較すると、少々高い点はありますが、その分サポート体制やサーバーの安定性は最も信頼性が高いというメリットを持っています。
もし月額の支払いや初期費用の金額で、万単位でかかるものではないので、もし上記金額に抵抗がないという方は、こちらがおすすめです。
2位:安さと切り替えを重視するなら「ロリポップ!」
ロリポップもXSERVERに引けを取らない、レンタルサーバーの一つ。昨年ハイスピードプランの提供により、更なるサイトの表示速度を強化するため、新プランをリリース。
その内容を確認すると、XSERVERの10Xよりも性能が高く感じます。しかも、安定の安さです。もしかしたら、XSERVERを超える人気が出るかもしれませんね。
しかも、一度ご利用されている方でも新たなプランに変更が可能なので、サイトのアクセスの増大に伴って、プランをより高いものに変更できるのも、ロリポップならではです。
➡コスパと切り替えを重視するならロリポップ!がおすすめです。
それでは、ロリポップの詳細について詳しくみていきましょう。ロリポップには、大きく分けて5つのプランがあります。掛かるコストは下記になります。
利用料金について
続いて、利用料金について確認しておきましょう。
<ロリポップの利用料金について>
契約プラン | エコノミー | ライト | スタンダード | ハイスピード | エンタープライズ |
初期費用 | 0円 | 0円 | 0円 | 0円 | 0円 |
月額費用(3年契約) | 110円 | 220円 | 550円 | 550円 | 3960円 |
※契約年数に応じて月額費用が異なります。
【お得情報紹介】
現在新たにリリースされたハイスピードは、3年契約でご利用になると、月々の支払いがたった550円でご利用になれます。
特に、ブログの運営をする際ですが、長期で継続して行うことで、サイトのドメインパワーも上がるものなので、なるべく長期契約をしているサイトの方が伸びていきます。
なので、継続することを念頭におかれてやられる方は、絶対にこちらのプランがおすすめです。
私もロリポップを愛用している人の一人ですが、このプランに変更しようかと考えるぐらいです。
ロリポップのおすすめ機能について
ロリポップなれではの機能についてまとめました。
機能詳細 | |
特徴・機能 |
|
特典 |
|
サイト運営において、必要な安定した情報が揃っています。ドメイン代が無料の特典やお試し期間があるので、安心してコストを抑えながら運営が可能です。
ロリポップの一番のメリットは、プランを後からでも移行が可能で、後から容量を増やせる点にあります。
プラン比較表
続いて、プランの比較やデータ容量についても確認しておきましょう。
特に、重要なポイントが転送量やディスク容量です。SSL化などは基本的にどこの大手レンタルサーバーでもできないことはないので、あまり気にしなくて大丈夫です。
ディスク容量ってどのぐらいあればいいの?
またもし容量に不安を感じた時は後からプランをグレードアップすればいいので。これがロリポップの強みですね!
ただ転送量だけは、しっかり確保しておくことをおすすめします。
転送量は、表示速度に直結する部分でもありますので、しっかりアクセス付加に耐容量を確保するには、スタンダードプラン以上がおすすめです!
ロリポップの利用メリット・デメリットまとめ
ロリポップの利用メリット・デメリットをまとめておきましょう。
メリット | デメリット |
|
|
ハイスピードプランの提供により、国内最速と言われていたConoHa WINGの速度とほぼ同等の処理速度となり、今かなり性能が向上し、XSERVERと肩を並べて人気が高くなってきています。
んんん?このプランもしかして、転送量最高速度の「ConoHa WING」とほぼ同じぐらいじゃん??
私もこれには、少しびっくりでした。一時、情報漏洩の問題の経験から、大幅な改善を図り、今では、コスパ最強のトップクラスの安定性を実現してきています。
3位:圧倒的な表示速度を重視するなら「ConoHa WING」
そして、ここ近年力を付けてきている国内最速・高安定の高性能レンタルサーバー【ConoHa WING】。
このレンタルサーバーは、やはり特に表示速度を重要視しており、歴史はまだ浅いですが、表示速度は、上記2社と引けを取らないスペックを兼ね添えています。
今若くして人気を集めてきているレンタルサーバーです。セカンドサーバーなどに使うのも悪くはないでしょう。
それでは、このConoHa WINGの利用料金など詳細性能について詳しくみていきましょう。
ConoHa WINGには、大きく分けて3つのプランがあります。
利用料金について
利用料金について下記を確認しておきましょう。
契約プラン一覧 | ベーシック | スタンダード | プレミアム |
初期費用 | 0円 | 0円 | 0円 |
月額費用(3年契約) | 792円 | 1925円 | 3850円 |
ベーシックプランでも、非常におおくのサポート機能が付いて、充実していますので、安心して利用できます。
ConoHa WINGのおすすめ機能について
ConoHa WINGならではの機能についてまとめました。
項目名 | 機能詳細 |
特徴・機能 |
|
特典 |
|
ConoHa WINGの利用メリット・デメリットまとめ
ConoHa WINGの利用メリット・デメリットは下記が挙げられます。
メリット | デメリット |
|
|
ConoHa WINGが特に力を入れているのがm表示速度です。この日当たりの転送量が上記2社に引けをとらない強いがあります。
またお試し期間が長い点や無料独自ドメインが2つ付いてくるのも、ブログ運営者にとっては非常にありがたいサポートかと思います。しかもずっと無料。
月間PV数に対するサーバーダウンの影響性について
月間PV数に対して、サーバーがダウンせずに、どれぐらいまで耐えることができるの?
以前の結果からXSERVERのX10プランでは、月間PV100万でも落ちない。
ロリポップでは、スタンダードプランでは、月間25万PV以上でも平気
などの声がありました。
まあこのPV数だけでも、ものすごいアクセス数ですので、このぐらいのアクセスを集めるのには、それ相応の記事数や努力が必要になりますね。
購入時のおすすめ比較ポイント
どこのレンタルサーバーを利用する際にも、必ずキャンペーンを行う時期があります。
その時に購入すると初期費用が安くなったり、月額費用がやすくなりすることがありますので、しっかりキャンペーンの時期を狙って購入すると、お得にレンタルサーバーを利用することができますので、ぜひ情報として覚えておきましょう。
- キャンペーン期間適用かどうか
- ドメイン付随かどうか
- サーバーバックアップが付いているかどうか
キャンペーンを行っていない時は、レンタルサーバー代などが通常料金に戻ると、例えば、ConoHa WINGでは、月額料金が500円ほど高くなりますので、しっかりキャンペーンの時期に合わせて、購入することをおすすめします。
まとめ
このように、レンタルサーバーはブログを始める上では絶対値段を安くし過ぎてはいけない部分の一つです。
しっかりその性能を見極めて、
ポイント
- コスパがいいものを選ぶのか
- 表示速度が速いものを選ぶのか
- 安定性を重視するのか
自分にあったレンタルサーバーを決めていくとよいでしょう。
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