一度患う中々症状が改善しにくい精神疾患の病気の一つ『自律神経失調症』。
私も自律神経失調症を患った人の一人で、この症状を治すために様々な対策を講じてきた人の一人です。
- 自律神経失調症は、自力で治す治し方はあるの?
- 自宅でもケアしたいけどできるの?
そんな悩みにお答えして、私が行った自律神経失調症の軽減、改善の仕方をご紹介していこうと思います。
但し、精神疾患に関する病気の治療法は、個人差があるため、誰にでもあてはまるものではないことをあらかじめご了承下さい。
自分の体に合った色々な対処法を試していくことが重要なんです。
皆様の体調に合った対処法の一つとして改善にお役立て下さい。
自力で治すことはできる? Yes or No
まず自律神経失調症はそもそも自力で治すことができるのでしょうか?
その答えは、⇒⇒⇒⇒ 私は「YES」だとおもっています。
但し、これには薬や漢方、サプリの併用が不可欠で、症状に合わせた対策を講じる必要性があります。
それを自力というのかは、定かではありませんが、私は治ると思っています。
それは自分自身もそのように対処して、自律神経失調症が軽減してきたからです。
自力で治す主なポイントとは
それでは、自力で治すための主な対処法を5つご紹介しておきましょう。
<自力で治す主な5つのポイント>
- 体の状態が正常な時を頭にインプットする
- リラックスできる状態を多く作る
- しっかりとした睡眠
- 深呼吸・ストレッチ・体操
- 腸内環境を整える
自律神経失調症は、「リラックスしている状態を作る自律神経のコントロールが失われています。」
だからこそ、その状態を改善するためには、作れるようになることからはじめていきましょう。
でもどのようにしてそのコントロールを取り戻すことができますか?
その際、私が行った対処法には5つあります。
1.体調が良い時をインプットしてまめにケアする
自律神経失調症になると、普段コントロールを失った状態の中で、体調が良い時が必ず現れます。
その良い状態を忘れないで下さい。
その時の状態をしっかり頭で覚えておき、その状態を定期的に作り出していくことが大切なんです。
2.良質な睡眠をとろう
自律神経失調症の回復には、良質な睡眠が必要不可欠です。
それはなぜか?簡単に言うと「睡眠をとることで、脳の機能を修復しているからです。」
自律神経の乱れの回復は、末梢神経障害とそれをコントロールする脳の改善を行うことが非常に重要です。
私も睡眠障害があったため、ひどくて眠れない時は、このリラクミンのサプリを利用していました。利用時は熟睡できたので、助かっていました。
その詳細の原理や理由については、下記でもう少し詳しく解説しています。
リラクミンは、非常に良質な睡眠をサポートしてくれるので、なかなか眠れないという方は必見です。
3.深呼吸・ストレッチ・体操をこまめに行う
それでは、実際に私が行った自律神経失調症の治し方について解説していきましょう。
<自宅で簡単にできる!効果があったおすすめ対処法>
- 毎日深呼吸する
- 定期的にストレッチ・体操をする
- マッサージをする
まず深呼吸・体操を定期的に行う
その方法に、「深呼吸」や「ストレッチ」があります。これらを毎日定期的に行うことが大切です。
「そんな単純な方法で効くの?」って感じるかもしれませんが、
深呼吸や体操をしても、普段はあまり体調に影響を感じることはありませんが、この深呼吸は、自律神経を安定させる時には効果的な対処法の一つです。
私も動悸がひどい時には、「大きく息を吸って吐いて」という動作を定期的に繰り返していました。
実際に深呼吸をしてみて下さい。
健康時はあまり意識しませんが、大きく深呼吸をすると、なんか胸に小さな安心感が生まれませんか?
腕を広げて背筋を伸ばすことで、リラックスした状態が生まれます。そう。これが副交感神経が刺激され、自律神経がリラックスしている状態です。
これを何度も取り入れていくことが大切なんです。
特に、身体を反るという動きや横隔膜を上げる深呼吸の動きにリラックス効果が生まれやすいんです。
だから、ストレッチや深呼吸・体操を定期的にすることが大切なんですね。
4.背中・肩マッサージをする
そしてもう一つの対処法として、肩こりのケアがあります。
もし肩コリがひどくなったら、マッサージを行い、なるべく早く解消することがポイントです。
マッサージのポイントは、下記2ヶ所です。
特に「背中の中心部」をマッサージしてみて下さい。
具体的な位置で言うと肩甲骨と肩甲骨の中心部をマッサージしてコリをほぐしましょう。
菱形筋とも言われ、脳に血液を送り出すための筋肉がありますが、座り仕事が多い方の場合、ここの筋肉が硬直しがちです。すると、脳の正しい指令が欠落していきます。
この筋肉のコリを解消することで、血液の流れを改善し、脳の動きを正常化させます。
そしてもう一つの対処法が「肩」です。自律神経の乱れが起こっていると、頭痛が起こることがあります。これは、肩のコリが原因で起こっていることがあるんです。
あなたは、コリを放置していませんか?
コリをそのままにしておくと、頭痛等にも症状が現れることがありますので、必ずコリが発生したら、すぐにほぐしておくことが大切です。
こうしたコリや自律神経の乱れは、実は近年『携帯による姿勢の乱れ』が原因で起こっていることがわかってきており、こうした姿勢の悪い方が非常に増えてきているんです。
後にもお話しますが、現代に日本では、携帯を片手にうつ伏せの状態を長時間続けている人が、非常に増えてきており、こうした姿勢が、自律神経失調症の原因を作りだす要因にもなっているのです。
5.腸内環境を整える
腸内は、「第二の脳」とも言われる程、神経が密集している場所でもあります。
腸内環境が悪化している場合は、腸内環境が原因で、自律神経が乱れているケースも少なくないんです。
もし同時に、排便がうまくできず、下痢になったり、便秘になったり、便意がこないなどの症状がある場合には、排便異常・自律神経のコントロールを失っていることがあります。
こうした場合には、別の病気が併発する可能もあるため、腸内環境のバランスをしっかり整える必要があるんです。
改善に最も重要なポイントは「睡眠の質改善」にあり
この中で一番改善が必要なのはなんだと思いますか?実は、「睡眠の質」を高めることなんです。
人の身体の傷や修復が行われるのは、この睡眠時に行われます。自律神経も同様です。この自律神経や身体の修復には、「メラトニン」という分泌ホルモンが深く関係しています。
メラトニンとは・・・
睡眠には、「メラトニン」という幸せホルモンが深く関わっていて、不規則な生活や日中に光を浴びない生活を続けていると、夜の睡眠時に、このメラトニンの分泌が低下し、不眠・睡眠障害の原因になります。
朝目覚めが悪いのは、このメラトニンの分泌が活性化しないことで起こります。
また不規則な就寝やカフェインの取り過ぎなどでも、こうしたメラトニンの分泌・生成を妨げてしまいます。
こうした場合に、日中に太陽光を浴びてメラトニンを生成するためのセロトニンを日中に作っておく必要があります。
人が運動をして疲れ、ぐっすり眠れるのは、このセロトニンが昼間体内にたくさん生成されているためなんです。
中々自律神経の乱れが改善されない方の多くは、セロトニンが生成できず、メラトニンの分泌が著しく失われいることが多く、中々神経系のバランスが整いません。
これが、この不眠や睡眠障害の原因となっていることが多いのです。
そういえば、中々寝付けなくなったような。
もしそのように感じている方は、いち早く睡眠の質を改善できるかが重要なポイントになります。
とにかく、社会人は休みを取りにくいかと思いますが、状況をしっかり説明して、休みをなるべく確保するようにしましょう。
私も仕事以外の時間を使って、なるべく眠るようにしていました。
特に、睡眠時間を増やすことが大切になります。最初のうちは中々寝付くことが難しいので、そういった場合には、セロトニンを摂取できるサプリが有効です。
こうしたものを上手に活用して、セロトニンを直接摂取して身体を調整していくことが大切です。
睡眠の質が低下していると感じている方は、この点に着目してみて徹底的にケアしてみて下さい。
自力で治すために併用すると効果的なおすすめサプリ5選!
また自律神経失調症よる自律神経のバランスが乱れた場合には、サプリメントによるサポートも非常に大切です。
なかなか寝付くことができない場合には、下記サプリメント「リラクミン」が有効です。
睡眠障害改善アイテム
商品名 | おすすめ | 詳細 | 公式サイト |
リラクミン | おすすめ:★★★★★ |
| 公式サイト |
このリラクミンのは、幸せホルモンであるセロトニンや睡眠のリズムを調整するメラトニンを増加させることで、深い睡眠を維持することができます。
私も寝る前は、動悸がひどく眠ることが中々できなかったのですが、リラクミンを定期的に摂取するようになってから、就寝前の動悸がなくなり、よく眠れるようになりました。
そして、サプリを少しずつ減らしながら、病院で処方されていたビタミン剤(メコバラミン)などを1日3回と身体のストレッチと深呼吸をこまめに行いながら、ケアをしていました。
特に、夜中々眠れない方は、まずは良質な睡眠環境を確保して下さい。命には代えられませんから。
またもし自律神経の乱れによって、腸内環境も悪化しやすくなります。排便のコントロールが効かなくなった場合には、下記サプリで腸内環境を整えていきましょう。
腸内環境改善アイテム2選
商品名 | おすすめ | 詳細 | 公式サイト |
ベビー乳酸菌 | おすすめ:★★★★★ |
| 公式サイト |
カイテキオリゴ | おすすめ:★★★★★ |
| 公式サイト |
腸内環境の改善 ➡ 善玉菌を増やす ➡ 善玉菌のエサを与える ➡ オリゴ糖 ➡ 善玉菌が増加
善玉菌を増やすためには、乳酸菌を摂取するだけでは、増加しません。しっかりと善玉菌にエサを与える必要性があります。そのエサとなるのが「オリゴ糖」なのです。
オリゴ糖の中でも、難消化性オリゴ糖と消化性オリゴ糖の2つがありますが、善玉菌のエサになるのは、難消化性オリゴ糖で、このカイテキオリゴには、ほぼ難消化性オリゴ糖が含まれています。
乳酸菌を摂取する時には、合わせてオリゴ糖も摂取することが非常に大切です。
喉のつかえや動悸に有効な薬
おすすめの漢方薬ー「半夏厚朴湯」の摂取
呑気症のように、なぜか喉につかえたような症状がある場合には、自律神経の乱れが起こっている可能性が高いです。
その際には、下記半夏厚朴湯がおすすめ。私は、しばらくの間は喉のつかえや動悸・不安障害が特に強かったので、こちらの漢方が病院から1日3回で処方されていました。
市販で販売されていますので、ご確認下さい。
最初のうちはあまり効果を感じなかったのですが、継続して数か月間飲んでおり、だんだん喉のつかえが取れてきたので、短期間の服用で治るものではありませんが、今では一時的な症状があった場合に利用すると、結構効果があることがわかってきました。
特に、私の場合は、猫背の状態は厳禁です。身体をそらすことでだいぶよくなります。
ただこれに合わせて、こまめな体操やストレッチを行うことで、症状がすぐに改善されるようになってきました。
この漢方は病院でも処方されますので、病院にコンタクトした際には、ぜひ主治医の方にも聞いてみるよいでしょう。
2.ビタミンB6、B12剤の摂取(メコバラミン錠)
神経系疾患の症状を抑える薬として、神経系回復薬としてビタミンB6、B12の成分摂取が有効です。
メコバラミン錠などが処方されます。この辺りのビタミン剤は市販でも販売されていますが、病院で処方してもらいましょう。
またもう一つ覚えておいて欲しいことがあります。
自律神経の乱れは携帯・スマホ依存の影響も
自律神経の乱れは、加齢やストレス、睡眠不足が原因で起こることが一般的に言われるものですが、近年その他の要因によっても起こるケースがあります。
それが、『携帯・スマホ』が原因で自律神経失調症になってしまうケースが増えてきています。電車にいる時、人をご覧になって見て下さい。
皆さん下を向いてスマホを触っている方がほとんどです。そんな首を丸めた状態が自律神経にも悪影響を及ぼしているんです。
そんな携帯依存の時代に立ち向かう、おすすめのストレッチ法が今人気が急増している、【スローコア】です。
もしあなたに思い当たるフシがあるのであれば、まず姿勢を正すことから初めてみて下さい。
下記サイトにてその解消法をご紹介しておりますので、ぜひ参考にして見て下さい。
必要に応じて、スローコアを活用しながら、自律神経失調症の改善に努めていきましょう!
まとめ
自律神経失調症の回復には、その改善方法がわからないため、回復するのにはかなり時間を要します。
自分の症状に違和感を感じているのであれば、治さず放置して、行動に起こさないのは、絶対にバツです!
自分に該当するものがもしあるのであれば、一つ一つ改善に向けて、行動して試していくことがすごく大切。
私もこうして良い方向に、体調が改善に向かっていきましたから。私も、ブログを書きすぎて、夜更かししすぎた時なんかも、症状がおかしくなる時があります。
そんな時は、サプリやビタミン剤などを使いながら、とにかく睡眠・マッサージ等を行いながら、改善を図っていて、実際に改善しています。
自分の体調の状態をしっかり見極めて、身体が正常な状態をなるべく日常生活の中で作り続けていくことで、リラックスした環境を身体に染み込ませることが、自律神経失調症の最大の改善方法だと、今は思っています。
色々試して、自分の身体が良くなる方法を確立させていきましょうね!もし何かお困りでしたら、一人で悩まず、いつでもご相談下さいね。
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