プログラミングを習得して、技術を見つけたい。そんなふうにお考えのあなた。
プログラミングの言語を習得することは、非常に大切なことですが、プログラミングをする上で大切なことはそれだけではありません。
そこで、わたしが15年程プログラム開発・設計を従事してきた経験を元に、プログラム言語を習得する中で大切なポイントをご紹介していきましょう。
プログラム言語を習得しても作れないって?どういうこと?
多くの方がプログラム言語を習得すれば、プログラマーになれると感じるかもしれませんが、プログラム言語を学んだとしても、それが、実際に記述できなくては、プログラム言語を習得したとは言えません。
実際プログラムを始めても、最初は色々な壁にぶつかり、プログラムのエラーが起こったり、記述のミスによって、それらのエラー解析に非常に時間がかかります。
またプログラムを記述する時にも、上から下へと流れる文章を作るイメージを、プログラムで習得しなくてはいけません。
国語の文章を、プログラムの言語に置き換えて、記述するイメージを持ちましょう。プログラムを作ることは、一つの「物語」を書くイメージをもつとよいでしょう。
プログラム言語は英語に似ている
プログラム言語は、非常に英語と似ている点をもっています。
「英語は、読めるけど、しゃべることはできない。」そんな方も多いのではないでしょうか?
私もその一人です。しゃべるのには、またその難しさがあり、とっさに英語で返すための訓練が必要不可欠です。
プログラミングも同様なことが言えます。
実際に、記述をしてみると、様々な問題事象が存在し、想定しえないエラーが起こります。
こうしたエラーに対しても順応に分析する力が必要不可欠なのです。
よく資格を取ったら、英語が使える。プログラムが記述できると思いたくなりますが、実際に学習したら、実際に使えるようになるための訓練が必要です。
プログラム言語を習得するには時間がかかる!
実際にプログラム言語を習得するのにも時間がかかります。
これは、英語等の言葉を話すことが難しいのと同じことが言えます。
英語で例えるならば、どんなに英語を読めるようになったとしても、聞き取るのは、また別の難しさがありますよね~。
どんなに英語の環境に慣れたとしても、アメリカ人とブラジル人、国や人種等、人によっても話し方がまったく異なるため、それを聞き取るのにも、どんなに英語慣れした人でも聞き取ることが難しかったりするんです。
これと同じように、プログラムは、人に話すわけではありませんが、機械と意思疎通を取る必要性があります。
プログラム言語をある程度習得したとしましょう。しかし、それが自分のエクセル上で処理をするだけであれば、それほど難しくはありません。
いわゆる英語を自分だけで使うのであれば、さほど難しくないのと同じことなのです。
もしそれがデータベース(DB)が相手だったとしましょう。DBとは、簡単に言えばいわゆるデータを格納する入れ物です。
こうしたものが相手だと、その入れものと話をするためのプログラムの記述も勉強しなくてはいけないのです。
プログラム言語を習得するのには、こうした様々なDBとの連携や、他言語と連携するためのプログラミング技術も習得する必要性があるため、一つの言語を習得するにも、それなりの時間と経験値が必要不可欠になるということを覚えておきましょう。
プログラムを習得する上で大切な5つのこととは
プログラム言語を習得するというのは、決して一つのことを覚えるわけではありません。地道な努力と経験値が必要不可欠であり、この経験値がプログラマーを育てます。
プログラム言語を習得する上で大切なことは、下記5つが大切になります。
<プログラムの習得する上で大切な5つのこと>
・構文の習得
・1文字間違えるだけで、プログラムは動かない
・エラー解析ができるようになる
・インターフェースとの連携
・アルゴリズムの習得
プログラムを学習する中でまず基本的な構文をしっかり理解する。これが皆様が言う一般的なプログラム言語の習得です。プログラムを学んでいく中で、様々な壁が出現してきます。
例えば、1文字間違えるだけで、プログラムは動作しません。
間違えはあってはならないのが、プログラムです。
「1文字違うだけで動かないの?」って、それって難しくない?本当にできるの?って感じる方も多いかもしれませんが、これが大丈夫です。安心してください。
1文字間違えても、デバッカーというものによって、エラー箇所を突き止めてくれる機能が備わっているものが、多いので、こうしたソフトを活用しながら、プログラムを作っていくことになります。
データにエラーがあると、プログラムがエラーを起こすことがあります。こうした場合の原因解析が難しい場合があります。
そして、データベース等との連携が必要な場合が多いプログラムは、データベースのことも理解する必要性があります。
プログラムを記述する際にも、そのプログラムの流れを頭の中で構成を作る必要性があり、これを「アルゴリズム」。これを作れるようになることが非常に大切になります。
プログラミングにおいて最も重要なことは「アルゴリズムを習得し、実践すること」
上記の中でプログラミングを習得する上で最も重要なことがあります。
・それが、「アルゴリズム」です。
を習得することです。
アルゴリズムとは・・・
プログラミングの構成・流れのことを指します。
アルゴリズムをしっかり習得できれば、新たな言語をやろうとしてもそれほど難しく感じなくなります。
それだけアルゴリズムをしっかり理解していれば、後は少しプログラムのメソッド等を理解すれば、あとはやることはある程度決まっているので、それを地道に積み重ねていくだけなのです。
一つのプログラム言語を確実に習得でき、仕組みを作るためのアルゴリズムをしっかり理解できれば、後は言語を学習することは、基本的な流れは皆同じです。
このアルゴリズムをしっかり習得できた後に、必要なことは、「実践すること」です。
何よりもプログラムを始めたたら、どんどん使いなれて、実践していきましょう。実践が様々なプログラムのトラブルとぶつかり、それを何度も原因究明・解析を行うことで、色々なエラーになる事象がわかってきます。
こうした経験があるかないかで、プログラム工数も大幅に削減できるので、こうしたことができるようになれば、真髄のプログラマーになることができるでしょう。
私がプログラミングを学んで感じたこととは
プログラミングで大変なのは、プログラミングをどのような構成で作っていくか、先ほどお伝えした「アルゴリズム」ですね。
これが考えられるようになれば、どのプログラミングでもできるような気がします。
プログラムを習得する際には、まず一つの言語のみに集中して、その言語をマスターしましょう。
そうすることで、アルゴリズムが理解できるようになり、そのほかの言語でも応用が利くようになります。
は、それなりにプログラムにどっぷりつかる必要性があり、色々なエラーやバグの解析を経験することで、プログラムの本質がわかってきます。
まとめ
プログラミングの学習において大切なことは、
「はやくアルゴリズムを習得して、実践していくこと。」
これに限ります。
知識は、使用していくうちに自然と身についていきますから。
その中で、アルゴリズムをしっかり身に付けていけば、必ず知らずのうちにできるようになっています。