初心者向けのレンタルサーバーを選定する上で人気のレンタルサーバー「ロリポップ!」と「ConoHa WING(コノハウィング)」。
でも、どっちを選んだらいいの?
以外とわからない方も多いかと思います。
そこで、ロリポップとConoHa WING(コノハウィング)のどちらを選んぶとよいのか。その比較ポイント・レンタルサーバーの選び方についてその実体験をもとに解説していきましょう。
但し、初心者向けと言えども、本気でブログやサイトを立ち上げたい方向けです。
検索エンジン最適化(SEO)戦略向けに上位表示。人に見られるサイトを作っていきたいという方のみご利用下さい。
ロリポップとConoHaWINGのプラン比較
まずは、ロリポップとConoHa WINGのプランから見ていきましょう。
下記はロリポップのコスパのいいプランとConoHa WINGの標準プランを比較したものです。各サーバー単位でもプランは複数用意されていますので、標準のプランで比較検討していきましょう。
ロリポップ! | ConoHa WING | |
おすすめプラン | ハイスピード | ベーシック |
月額費用(3年契約) | 550円~ | 792円~ |
初期費用の目安 | 0円 | 0円 |
ディスク容量 | 320GB | 300GB |
転送量の目安 | 900GB/日 | 約900GB/日 |
マルチドメイン | 100個 | 無制限 |
MySQL | 無制限 | 無制限 |
独自SSL | 無料 | 無料 |
自動バックアップ | 無料 (復元は有料) | 対応 |
特徴 |
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特典 |
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こちらを見ると、ロリポップの方がコスパは良さそうに見えます。
しかも月額費用が安いので、利用する際、この性能であれば、ロリポップも決して処理速度の遅いサーバーではありません。
実際の利用観や表示速度を検証しても、ロリポップのサイト表示速度は、数秒単位で開きますので、体感ではほとんど感じる事ができなぐらい十分な処理速度を持っているサーバーです。
その他サポート体制や特典、ディスク容量や月額費用を比較しても全くXSERVERに引けをとらないぐらい、むしろ相対的な部分は上回っている部分も多いです。
なので、決してロリポップの性能は悪くありません。
ロリポップやConoHa WING の比較ポイントは導入サーバーにも着目しよう!
但し、上記のプラン以外に、着目しなくてはいけないポイントがもう一つあります。
ポイント
それは企業側が導入しているサーバーについてです。
レンタルサーバーとして導入されているものは、大きく分けて「Apache」と「Nginx」の2つがあります。
レンタルサーバー社名 | 導入サーバー | 詳細 |
ロリポップ! | Apacheの採用→Lite Speedに変更 |
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ConoHa WING | Nginxを採用 |
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ちなみにロリポップは、「Apache」。ConoHa WING は「Nginx」を利用しています。
Apacheは2002年ほどから多くの企業や一般ユーザーに利用されている利用者の多い需要の高いサーバーです。
これに対し、Apacheの後継Webサーバともいえるのがこの「Nginx」で、同時接続への耐久性を維持するのに開発された次世代型のサーバーなんです。
ApacheとNginxを比較すると、同時アクセスが起こった場合でも耐えられるのが、この「Nginx」で、これをConoHa WINGが採用しています。
なので、ConoHa WING を利用していれば、多くのユーザーが訪れた場合には、非常同時アクセスの耐久性に優れた効果を発揮します。
ConohaWINGを選ぶ理由とは
新時代を突き進み、現在30万人もの利用者がいるConoHa WINGですが、今着々と顧客を集め人気が高まっているレンタルサーバーの一つです。
その理由には「Nginx」のサーバーを導入している点に合わせて、非常に高い性能を変え添えている点にあります。
上記を見てもわかるように、サーバーの安定性・表示速度強化に向けた
利用者数が100万人を超えるXSERVERをしのぐスペックを兼ね添えているため、その利用者も急激増えてきています。
また特典としても独自ドメインを2つ付くプランなども提供しているので、長期的なサイト運営を目指す方には、非常に向いています。
ロリポップを選ぶ理由
但し、ロリポップが利用しているApacheが決して悪いわけではありません。むしろ半分以上を占める企業は、このApacheのWEBサーバーを利用しています。
まだまだApacheの需要も高く、アクセスが膨大にならなければ、決してその性能、処理速度は体感的にいっても、XSERVERと全く変わりはありません。
むしろ早いかもしれませんね。高性能なのに標準プランと同じ550円ですね。
しかもここ近年、ロリポップのハイスピードプランの提供が始まりました。
この新プランによって、新サーバー「Lite Speed」を導入。メモリー増設、SSD容量の変更、CPUの変更を行ったことで、物理的性能もさらにグレードアップ。
下記を見てもわかるようにLite Speedサーバーのすごさがわかります。しかも、3年契約であれば、ロリポップの標準プランと同価格で利用できますので、ちょーお得です。
サーバーの耐久性を新たなサーバー導入によって強化を図っています。そのテスト環境下による実績値を下記で公開していますので、確認しておきましょう。
なので、なるべく月額費用を抑えながら、しかもさらなる性能を高められる第4世代のwebサーバーを利用して、運営を行っていきたいという方はロリポップがおすすめです。
ConoHa WINGとロリポップの性能比較表まとめ
それでは、ConoHa WINGとロリポップの性能についてまとめおきましょう。
以下は、ConoHa WINGとロリポップの比較表まとめです。下記をご覧ください。
比較項目詳細 | ConoHa WING | ロリポップ! |
月額費用 | 〇(約792円~) | ◎(約500円~) |
初期費用 | ◎(無料) | ◎(無料) |
Webサーバー | ◎(Nginx) | 〇(Appach & Lite Speed) |
ディスク | ◎(300GB) | ◎(320GB) |
転送容量 | ◎(900GB/日) | ◎(900GB/日) |
無料SSL | ◎(無制限) | ◎(無制限) |
バックアップ | ◎(無料) | 〇(無料(復元は有料)) |
マルチドメイン | ◎(無制限) | 〇(100個) |
メールサポート・電話サポート | 〇(あり) | ◎(あり) |
ConoHa WINGは、ロリポップと比較すると若干月額費用が高いですが、その分サーバーの安定性・耐久性をしっかり保持しているため、安心して利用することができます。
多くのブロガーがその性能を認めていますので、エックスサーバーに引けを取らない優位性の高いサーバーの一つとなっています。
ただ土日の電話サポート対応を行っていないなどでクレームを受けたことなどもあるので、しっかり改善してもらいたい部分もありますね。
ロリポップは、新サーバーの導入によって、その動向が楽しみです。実際に利用しても表示速度は安定して早いので、Lite Speedプランの高負荷による耐久性と表示速度の影響がSEOにどう影響してくるのか。
Nginxを超えるサーバーとなるのか。後ご期待です。
ConoHa WINGはこんな人におすすめ
ConoHa WINGを利用される方は、下記のような方がおすすめです。
こんな方におすすめ
- 安定性と耐久性を重視したサーバーを利用したい方
- 最初からしっかりと投資できる方
- 表示速度を重視したい方
- 0~100万PVぐらいのWebサイト
- サイト運営を継続することを念頭においている方
- 不便でない範囲であればサイトの表示速度やスペックを追求しない人
(※)PV数に関してはサイトの内容に大きく依存するため、あくまで目安の数値としてお考え下さい。
ロリポップはこんな人におすすめ
ロリポップを利用される方は、下記のような方がおすすめです。
こんな方におすすめ
- 少しでも月額費用やイニシャルコストを落として利用したい方
- 最初から大きなアクセスを求めすぎない方
- 未来に向けた新プランで性能の可能性を試したい方
- 表示速度を重視したい方
- 0~50万PVぐらいのWebサイトを運営したい方
- 店舗ホームページタイプのサイト・地道にブログを始めたい人
- 不便のない範囲でサイトの表示速度やスペックを追求しない人
(※)PV数に関してはサイトの内容に大きく依存するため、あくまで目安の数値としてお考え下さい。
まとめ
以上の結果から、少しでもコストを抑えて、ブログを始めてみたいという方は、ロリポップがおすすめ。
またしっかりとした土台を作ってブログを運営したいという方は、Conoha WINGを選定するといいかと思います。
もしロリポップでアクセスが集められる巨大なサイトになった場合でもロリポップはさらにグレードアップできるプランもありますので、こうしたプラン移行を上手に活用しながら、サイト運営を行っていきましょう。
ロリポップやConoha WINGはその信頼性に負けない性能を持っています。こ
人には各ご家庭の事情や生活があります。
そのコストを抑えても決して収益化・SEO対策ができないわけではありません。あくまで多くのアクセスがあった場合のみ、「その差を生じる可能性がある」というだけの話ですので、皆様の生活環境に応じたレンタルサーバー選定を行っていきましょう。