ウォシュレットの設置方法!ウォシュレットを自分で取り付けてみたいと思っても、最初は非常に勇気がいるものです。
そこで、ウォシュレットの取り付けるに当たっての注意すべきポイントと便器の取り外しからウォシュレットの設置方法(取り付け方)まで私の実体験から詳しく解説していこうと思います。
ウォシュレットを設置する前に最初に知っておこう!
今では、古い家でなければ、水道管の作りは基本的に同じようになっているようです。
特殊な設置場所でなければ、普通に購入するウォシュレットであれば、どれでも取り付けができるようですが、一応ウォシュレットの購入元に確認しておきましょう。
ウォシュレットを購入前に確認しておくべきこととは
ウォシュレットを購入するに当たって、まず事前に便器の大きさは等調べておくことが大切です。まず最初に調べる点に関しては、下記の3つを調べておきましょう。
私は、購入前にある3つのことを確認してからウォシュレットを購入しにいきました。
<ウォシュレットを購入前に確認すべき3つのこと>
・トイレ便座の型番を調べる
・トイレの止水栓部分の写真をとっておく
・トイレの径を測っておく
店員にも確認したところ、トイレについている便座の型番を控えておけば、どのウォシュレットが利用できるか判断いただくことが可能です。
トイレの便座型番がわかれば、購入元で適応されているかどうか調べてくれます。
またトイレの種類によって便座の径によって穴の位置がズレているものがあるため、径を測っておくのもよいですが、基本的に型番がわかれば、問題ありません。
私は、一応止水栓部分の写真も撮っておきましたが、あるといいですが、なくても今の家の作りではそれほど気にする必要性がなく、取り付けることができます。
最初にすべきポイントとは
ウォシュレットを購入したら、まず一番最初に確認し、するべきポイントがあります。
それが。。。。。
止水栓を止めること
です。止水栓は、水の出どころ部分で、ここを止めてしまえばまず、漏水の心配がなくなり、設置する前に止水栓だけ確実に止めておけば、大事故になる恐れがなくなります。
ウォシュレットを取り付ける際には、どんなウォシュレットであっても、まず止水栓だけを確実に止めておきましょう。
これ際できていれば、まず大きなトラブルを回避できます。もし取り付けがうまくいかなかった場合でも、元に戻せばいいです。
またトイレの水の流れ方がわかる方は、どのタイミングで止水栓を止めればよいか把握することができますが、その流れ方がわからない方は、初めに止水栓を止めてしまいましょう。
特に、ウォシュレットがもともとついていない状態だと、分岐管がついていないため、取り付けが難しくありませんが、ウォシュレットが元々ついていると、ウォシュレットの配管にたまっている水がこぼれてる可能性があるため、バケツを用意しておくとよいです。
<ウォシュレット交換時の影響>
ウォシュレットがついていない場合 ⇒ 便器の取り外しのみなので、水漏れの影響なし
ウォシュレットがついていた場合 ⇒ 水をウォーシュレット通しているため水漏れの影響あり
このように、水漏れの影響が非常に怖いため、水の流れが理解できない方は、どちらの場合でも早めに水の元栓となる止水栓を止めてしまいましょう。そうすることで、水漏れの影響はなくなります。
ウォシュレットの交換による取り外し手順
ウォシュレット交換を行う場合には、まず既存のウォシュレットを外さなくてはいけませんので、下記の手順に従って、取り外しを行いましょう。
<ウォシュレットの取り外し手順>
- 止水栓を止める
- 水を全て抜く
- 分岐管の下に水が少し垂れてもいいように受け皿を置く
- ウォシュレットの配管を外す(受け皿の上で)
- 新しいウォシュレットの便器を付け替えて交換する
ウォシュレットの設置(取り付け)手順
それでは、実際にウォシュレットの取り付け手順について解説していきましょう。ウォシュレットの主な手順は下記のように行っていきます。
<ウォシュレットの設置(取り付け)手順>
- 止水栓を止める
- タンクの水を全て抜く
- 止水栓や分岐管の下に水が少量垂れてもいいように受け皿を置く
- ついてある便器を外す
- 分岐管がない場合には、分岐管を取り付ける
- タンク側給水のホースの接続部分と分岐管をつなぐ
- ウォシュレットを設置する
- ウォシュレットの配管を分岐管とつなぐ
- 止水栓を開ける
【①全体手順】
【②前半】
【③後半】
それでは、上記手順に従って、取り付けていきましょう。
まずは止水栓からです。
止水栓を止めましょう!止水栓は、この配管上部の黒い部分です。ここをマイナスドライバーで時計周りで締まります。逆に、時計と逆周りで開きますので、完全に締めてしまいましょう。
そして、タンク等にある水もすべて抜きますので、水を全て流しましょう。
いつものトイレの水を流すのと同じやり方で、トイレの水を流す蛇口をひねるだけで問題ありません。完全にタンクの水が空になるまで、数回回しましょう。
またこの後配管部分を外していきますが、後ろのタンクの部分と配管やホースに水がたまっている可能性が高いです。
そのため、止水栓についている接続部分を外すときは、バケツや受け皿を置いて、水漏れを予防しましょう。
続いて、便器を外します。通常の便座の場合は、分岐管がないことが多いです。
この場合は、便器と水道管は何もつながっていませんので、気にせず便器を外しましょう。
便器の取り外す際には、便器の下側を覗いて見て下さい。ボルトのようなキャップが両側下についていますので、それを回して外していきましょう。
便器を取り外したら、ウォシュレットのついた便座を取り付けていきます。そして付属で付いている分岐管を止水栓部分に取り付けましょう。
分岐管を取り付けたら、分岐管右下の接続部分とタンク側の接続部分とウォシュレットのホース接続部分を取り付けて、スパナで接続部分の3か所をスパナで硬く固定して完了です。
分岐管を取り付けるときの注意点として、しっかり中にゴムパッキンを入れていることを確認しましょう。
また止水栓と同様、マイナスドライバーで時計周り(右回り)で締まります。逆に、時計と逆周り(左回り)で開きますので、完全に締めてしまいましょう。
それでは、止水栓を開けてみましょう。
止水栓は、半周より少し大きめに回すと、水が出始めます。
マイナスドライバーで1~1回転半ぐらい回すと、かなり水がシューっと音を立てて出てきますので、分岐管の下にバケツをおいて、水漏れがないか確認しましょう。
水は、少しは漏れますので、タオル等を置いておいて、漏れてもあわてずにふき取りながら、対処しましょう。
水漏れがなければOKです。
水もれが起こった場合の対処法とその注意すべきポイントとは
止水栓から分岐管繋げた後で、水を通す時に漏れる箇所が、この「分岐管」です。
水道工事業者の方であれば、特殊のスパナをもっているので、簡単に締められるようですが、初めての方で普通のスパナでやるとするとどれくらいの加減でやっていよいかわからないことも。
但し、普通のスパナでもできますので、ご安心ください。
<ウォーシュレット取り付けの8つのポイント>
- スパナの締め方(閉める:時計回り 開ける:時計と反対回り)
- 分岐管の3か所にゴムパッキンはつけてありますか?
- スゴムパッキンは必ず新しいものに変えましょう!
- スパナでしっかり締めましょう!
- 止水栓を開いた直後は、シューっという音がなり、貯水部分にたまっていきます。その時に漏れ具合を確認しましょう。
- 分岐管部分から漏れている場合、一度開いて再度締めなおしましょう。(数分に数滴ぐらい)
- 分岐からもれた場合どこに水滴が落ちているか確認する
- ある程度漏れなくなったら、最初のうちはバケツをおいて、水を流しながら分岐管がなじむまで、様子を見る
初心者にありがちな、分岐管のゴムパッキンは、すべてつけてありますか?中に黒いゴムパッキンがすべて入れてあるか確認しましょう。
入っていなければ、付属のゴムパッキンを分岐管の3つの穴に必ず入れて下さい。
また古いゴムパッキンも水漏れの原因になりますので、必ず新しいのに取り換えましょう。
そこで、私は普通のスパナで何度もやり、最初のうちは少しずつ漏れていました。スパナでやる場合には、しっかりきつめに締めることが大切です。
水滴が落ちた位置を確認し、どこの部分の締めが弱いか確認し、予測しましょう。
そして、その部分の分岐管の接続部分を再度開いて、しっかり締めなおしましょう。(ゴムパッキンが入っていれば、それほど強く締結しなくても基本的には大丈夫です。)
私は、最初止水栓部分から入ってくる分岐管の穴に、ゴムパッキンを入れていなかったため、スパナで少しきつめに閉めていました。
しかし、ゴムパッキンを入れてからは、あまり強く閉めなくても、水漏れがなくなりました。
もし漏れが発生している場合でも、4時間に1滴ぐらいになったら、バケツを置いて様子を見ます。あまりに漏れる量が多い場合には、再度締め直しましょう。
まとめ
このように、ウォシュレットの取り付けや取り外し自体、それほど難しい作業ではありませんが、水もれが起こる部分に関しては、特に注意が必要です。
止水栓をしっかり締めるときにはコツがあり、すぐにうまくいく人もいますし、これには経験が必要で、きつめに締めるのがポイントです。
私も最初は、何度か締め直しました。
また配管が通常の取り付けではうまくいかない場合がありますので、そうした自分で対応ができない場合には、下記業者に依頼するようにしましょう。
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